無事完走しましたので、総合感想として記事を掲載します。

未プレイの方用にネタバレは少なめにしてあります。

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評価


シナリオ  :☆☆☆
キャラ   :☆☆☆☆
サブキャラ :☆☆☆☆
テキスト  :☆☆☆
グラフィック:☆☆☆☆
システム  :☆☆☆☆☆
音楽    :☆☆☆☆
エロ    :☆☆☆☆

この作品で最もよかったのはゲームシステムです。公式で推しているだけの事はあります。キャラクターと音楽は平均以上のクオリティでグラフィックは安定感がありました。ただ、シナリオは手を抜いた感が否めないと感じました。

各ルート 感想


共通
花守 栞織
小清水 香純
結城 彩楓
古塚 由衣
山吹 芳乃

※共通ルートの記事にゲームシステムについて説明していますのでよかったら確認してみて下さい

個人的ルート評価
彩楓 芳乃 = 栞織 = 由衣 > 香純

総評


ヒロインが5人ともそれぞれ個性があって、だれがプレイしてもひとりは気に入るであろうポテンシャルのある作品だと思いました。

ここからは読む方によっては、不快になる事が書かれています。




なのに・・・なのに・・・どうしてシナリオをしっかり書かなかったのおぉおぉぉ?まず、ヒロインの個性を生かし切れていない。いや、しっかり考察すれば生かされているのかもしれないが、あのシナリオではわかりづらいことこの上ない。

ゲームシステムはめちゃくちゃ面白いものだが、あくまで「キャラゲー(エロゲー)」。一番重視されるのは、そのゲームのキャラクターシナリオだと思う。

あと、エロゲーに限らず、物語を扱うコンテンツには”困難”が登場する。それは、作品によっては一番盛り上がる所で、大切に扱うべきものなのに、とても軽く扱っている印象を受けた。しかもご都合主義。なにもご都合主義はダメと言っているわけではない。この作品をプレイした人ならば言っていることがわかると思う。

なお、今までの事は全て、せっかくキャラクターやその他諸々が高水準なのに、もったいない!という一心で書きなぐりました。

シナリオだけなんです・・・

サブキャラ


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普段はいい意味でサバサバしてて、でもお兄ちゃんのことを大切に思っている妹。兄の呼び名は「お兄(おにい)」。最高。

次回作があったら、妹の魅力を引き立たせるシナリオを作っていただきたいものです。

不安定な主人公


ここからは読む方によっては、不快になる事が書かれています。




これは本当に気になった所で、主人公のスペックが中盤までと終盤で変わっていると感じました。序盤~中盤は、さすが生徒会長!という感じでみんなからの期待に次々と応えていくのですが、終盤で誰もが思いつくようなことに気づかなかったり、クライマックスで凡ミスをしてしまったりします。大げさかもしれませんが、主人公の人格が変わったような気がして、感情移入できず、傍観しているような感覚に襲われました。

まとめ


つまり何が言いたいのかというと、偉そうになっちゃいますが「せっかくゲームシステムとキャラクターのポテンシャルが高いんだから、次回作はシナリオをしっかりしてくだされば管理人がめちゃくちゃ喜びます」ということです。

批判的な記事になってしまって申し訳ありませんが、決してきらいな作品というわけではありませんし、あくまで個人的な意見なので、「こう言っているバカもいたな」と流して頂いても全然大丈夫です。




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